第4回マイクロ・ナノ工学シンポジウム

マイクロ・ナノ工学部門は、マイクロメートル、ナノメートルの領域における工学・理学に機械工学がさらなる主体的貢献を行うことを目的とし、マイクロ・ナノ工学専門会議を前身として横断的な活動をさらに進めるために2012年4月に発足した新しい組織です。

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昨年の「第3回マイクロ・ナノ工学シンポジウム」では、幅広い分野からの約90件の発表を得て、電気学会との合同ポスターセッションでは、140件近いポスター発表を通じて交流を行いました。第4回目となる本シンポジウムは、昨年同様、電気学会主催の第29回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム、応用物理学会集積化MEMS研究会主催の第4回「集積化MEMSシンポジウム」と併催で開催し、オーガナイズドセッションも企画致しました。さらに,日本熱電学会,日本トライボロジー学会,日本MRSとの連携セッションも用意し,マイクロ・ナノ工学に関する広範な分野の研究者・技術者との研究交流ができる場となっております。また、優秀な講演・ポスター発表を行った若手研究者のなかから「日本機械学会若手優秀講演フェロー賞」を選考し、後日授与する予定です。皆様の積極的な論文投稿、参加をお待ちしております。

シンポジウム概要

併催シンポジウムをあわせ,600名以上の方に参加して頂き,大盛況のうちに終了致しました.皆様ありがとうございました.

プレナリー講演(10月22日午後)

「次世代燃料電池における現象解明と理論材料設計」

 古山通久教授(九州大学稲盛フロンティア研究センター・教授)

オーガナイズドセッション

1)マルチスケール現象のシミュレーション技術

2)三次元の微細形状創成技術

3)マイクロ・ナノ生体医工学

4)電池レス・デバイスのためのエネルギーハーベストの展開(マイクロエネルギー研究会,エネルギーハーベスティングコンソーシアムの共同企画

5)マイクロ・ナノと熱電変換(日本熱電学会との共同企画)

6)マイクロナノトライボロジー(日本トライボロジー学会との共同企画)

7)最先端材料が拓くマイクロ・ナノ工学の新展開(日本MRSとの共同企画)

講演申込締切日

2012年7月4日(水)

原稿提出締切日

2012年9月3日(月)

同時開催・日本学術会議後援「第二回マイクロ・ナノ産業化シンポジウム ー巨大震災:センサニーズと課題 ー」(2012年10月22日9:00-12:20)
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